デザイン住宅にはどんなデメリットがある？

デザイン住宅にはどんなデメリットがある？

デザイン住宅は見た目にこだわる家なので、コストがまずデメリットになるのではないでしょうか。
デザイン自体にもコストがかかりますし、こだわってつくるのに必要な、建材などにのコストが嵩みます。
またデザイン優先で使い勝手との両立が難しく、機能面の快適性が損なわれるデメリットがあります。
使い勝手も優れるデザイン住宅は、設計に手間がかかりますから、コストは更に嵩むことになります。
デザイン住宅で危惧されるのは、気に入って暮らしていてもいずれ飽きてしまう可能性があることです。
飽きのこないデザインを追求するとシンプルなっていくので、デザイン住宅を選ぶ意味が薄くなります。
派手な見た目の色やインパクトのある形状は映えますが、実際に暮らすとなると話は別です。
おしゃれに快適に飽きずに暮らせるのが望ましいですが、5年後や10年後のことは誰にもわからないです。
一般的な住宅より高額な傾向なのに、飽きてしまうと高い買い物になるので、その恐れがあることが欠点といえるのではないでしょうか。

人気が高いデザイン住宅の自由度はどの程度か

一般的にデザイン住宅は自分の思うように建てられるという認識があります。
デザイン住宅の自由度は土地の条件や予算、建築法や建築家などにより異なっており、まず大切なのは土地がどういった形状をし、周辺の環境はどうなっているのかということになります。
日本の場合建築基準が決められており、景観を保護するなどの決まりがあります。
そのため土地がどのような場所にあるかによって自由に建てられるかが決まってくるので、事前に把握しておかなくてはなりません。
また建築家によっても異なってきます。
デザイン住宅はアイデアが勝負となることが多いため、経験が豊富な建築家でないと自由に建てることは難しくなります。
優れた建築家は要望をしっかりと聞き取り、できるだけ要望に沿った設計を提案することができるので、自由度も高くなってきます。
なお、建築家を選ぶ場合はその土地の気候に詳しいかどうかを基準とすると良いでしょう。
いくらデザインが良くてもその土地の気候に合っていないと快適さが失われてしまいます。